思想史家、千坂恭二さんが、戦後、タブーとされた、ファシズム関連の思想を、ナチとのそれに照らし、その関連のみが取沙汰されがちだった、ドイツの作家、エルンスト・ユンガーについて触れたとき、ふと、個人誌『薔薇窗』の同人、弘田 龍くんの顔が浮かびました。
さて、「世界革命戦争・全共闘から大東亜戦争へ」と題された、このトークセッションが、雑誌『悍(はん)』編集人、前田年昭さんから、聴講者へ質問を受けつける段になると、あらためて、その内容が充実したものであったことに気づき、 「えっ!! もう終わりなの!?」 とそれとは裏腹な、物足りなさを感じました。 そんな聴講者たちのために、前田さんが用意してくださった二次会への出席を、でも、住まいが遠方ということからパス。 さて退散しようと会場の外へ出ると、そこにいるのが当然であるかのように? 龍くんが立っていて、セッションが行われていた、池袋、淳久堂書店の4階から1階へエスカレーターを使って降りると、そのフロアにあるベンチに座り、いつかのイベントのときのように、この店の閉店時間まで、龍くんとしゃべり込むことにしました。 前田さんが質問を受けつけたとき、手を上げようか躊躇したという、龍くんの質問におおきく頷くと、日本浪漫派とユッキーこと三島由紀夫のことが気になりました。 そんなこんなで、その日中、江戸へ出るついでとばかりに、「タコシェ」と「古書往来座」への『薔薇窗』の納品を済ませると、手荷物を凝視、、、本来であれば、「スミレ貯金」へプールしなければならないところの売り上げ、一万円は、その手荷物である「コンバース」のスニーカーへと転身? していました。 スミレ編集長の「コンバース」ずきは、つとに有名です。。。 *画像、上、前田年昭さん編輯による雑誌『悍(はん)』、央、千坂恭二さんVS前田年昭さん、下、右とか左とか。
by viola-mania
| 2009-03-01 11:09
| 雑感
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いい匂いのするペエジ
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