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小誌。

大正末期から昭和初期の一時期、いわゆる、1920年代は、同人雑誌の最盛期でもありました。
そのうち、短命だけれど、質の高い作品を提示した雑誌を、近年、「リトルマガジン」と称し、その内容もさることながら、書物としての稀少性に目を向ける、好事家も少なくないと聞きます。
ところで、文芸誌『アピエ』の発刊をみたとき、この「リトルマガジン」という呼称が、口の端にかかり、ついで、その裏表紙に刷られた、ISBNコードに、
「うーむ」
と思わずうなってしまいました。
さて、耽美文藝誌『薔薇窗』に、いま考えているのは、この「ISBNコード」です。
これを、裏表紙に刷り、流通に乗せる。
どうでしょう!?
そうなってくると、本誌の形態も考えなければならなくなるでしょう。
とはいえ、「リトルマガジン」との自負も捨て難く、、、

*画像、文芸誌「アピエ」最新号。
小誌。_d0004250_15514983.jpg

by viola-mania | 2008-06-29 15:52 | 文学


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