古い雑記帖を眺めていたら、、、
ウェストミンスターの香の唇が、夾竹桃色の小さな唇を塞いだ。
あの長い接吻の時、いつも噛んでいるリグレーのガムの薄荷の香はしただろうか。
などの書き込みがありました。
どの本の、どの辺りの引用であるかは、記しておかなかったので、だぶん、あの本の、あの辺りかな、、、くらいな、記憶しかありません。
唇から漂う、香りの表現について。
と、その引用文に対する注釈がありますが、記したことすら忘れていました。
でも、このミントキャンディーを口にしたとき、ふと、この文章が思い出されました。
味覚、恐るべし。。。