横浜FCが、J1に昇格したという事実は、たとえ、それが聞き齧りのニュースであったとしても嬉しいものです。
熱心に応援していたわけではないけれど、カズ(三浦知良)やジョー(城 彰二)にとっては、愁嘆場? ともいえるチームでの、彼らの活動が気になっていました。 特に、一線を退いたあとのカズの活動ぶりには、 「このひと、ほんとうに、サッカーを愛しているんやね〜」 といった感慨が、或いは、「キング・カズ」と呼ばれていた頃(いまも、キングだが)の偉功や矜持など、どこ吹く風とばかりに、自らの肉体を酷使し、精神の極限に迫ろうとするその姿は、やはり、美しいとしかいいようがないのです。 どこの国でも、どんなカテゴリーでも、1年間戦って勝ち抜けるのはうれしいこと。 もちろんJ2は2部だから、日本のトップじゃない。来年はそこに挑戦することにな る。 この位置にたどり着くまでに、クラブは本当に苦労してきた。自前の練習場がないか ら、一般の施設を借りて練習する。小学生チームの予約が入っているから早く出てく れと言われたこともある。僕も長くプロをやっているけれど、小学生のためにグラウ ンドを出ていかなければならなかったのは初めての経験だったな(笑い)。 「サッカー人として 苦難のJ1昇格に感動」より たまに覗く、カズのサイトには、このたびの「J1昇格」に際し、こんなことが書かれていて、そのエピソードを微笑ましく読むも、カズとしてみれば、笑えないものがあったのだろうな、などと彼の機微に触れ、こちらは、苦笑せざるを得ません。 「それが世間なんだよね」 といって、、、 ところで、話はガラリと変わり、作家、中井英夫のいった、 小説は天帝に捧げる果物、一行でも腐っていてはならない。 ということばがあるけれど、このことばがあるから、愁嘆場? にあっても“腐らず”にいられるのだと思います。 Patience is a bitter plant, but it has a sweet fruit (忍耐は苦い植物だが、甘い果物が実る) “果物”つながりだったら、こんなことばも好きです。。。
by viola-mania
| 2006-12-17 10:37
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いい匂いのするペエジ
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