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宮澤賢治歌集。

 そらいろのへびを見しこそかなしけれ 学校の春の遠足なりしが

 そら耳かいと爽やかに金鈴のひびきを聞きぬ しぐれする山

 ちひさき蛇の 執念の赤めを 綴りたる すかんぽの花に風が吹くなり

 いざよひの 月はつめたきくだものの 匂をはなちあらはれにけり

 これはこれ 夜の間にたれかたびだちの かばんに入れし薄荷糖なり

おとつい、由比が浜大通り沿いにある、ゆきつけの古書店で見つけた、賢治の歌集より、気になったものを引いてみました。
下段の画像が、「宮澤賢治歌集」昭和21年刊、です。
時節柄、四角い? スイカのようにも見えます。。。
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by viola-mania | 2005-07-12 22:11


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