<   2005年 09月 ( 29 )   > この月の画像一覧

ファスビンダ−。

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダ−、DVD−BOX、ほんじつ発売予定。
画像は、『ケレル』より、原作は、ジャン・ジュネ『ブレストの乱暴者』。
訳者は、澁澤龍彦です。
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by viola-mania | 2005-09-30 16:56

さかしま。

最近まで“ひきこもって”いたという、ともだちの話を聴いていたら、J.K.ユイスマンスの『さかしま』を再読してみたくなりました。
訳者は、澁澤龍彦です。
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by viola-mania | 2005-09-29 22:34

エア・ポケット 3。

都内、仕事場近くの公園の景色。
大中小の鉄棒。
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by viola-mania | 2005-09-28 22:35

エア・ポケット 2。

都内、仕事場近くの公園の景色。
マロニエの木の間に臨む空。
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by viola-mania | 2005-09-27 20:43

エア・ポケット 1。

都内、仕事場近くの公園の景色。
球技場。
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by viola-mania | 2005-09-26 21:35

野分の風。

 おほかたの荻(をぎ)の葉すぐる風のおともうき身一つに沁むここちして

                                         「源氏物語/野分」より
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by viola-mania | 2005-09-25 12:57

彼岸まで。

  秋はぎの下葉もいまだうつろはぬにけさ吹く風は袂さむしも   実朝

暑さ寒さも彼岸まで、、、とは良くいったものです。
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by viola-mania | 2005-09-24 12:02

黎明期 2。

 薔薇をめぐる譚 (おはなし) 紫雲

   壹

 ——逢魔刻。
 鬱蒼とした木立を吹き抜ける秋風。風はさやさやと梢を鳴らしている。木の間を昏く廻らす天蓋の裂け目から月が
 視える。

   貳

 「蝙蝠。……蝙蝠が飛んで居ります、兄上」
 「なで彦。愈々暗くなって参った。急ごうぞ」
 綺々(きき)をとなで彦、ふたりの兄弟は日没間近の山道を、父の許へと急いだ。

   參

 ——忍夜戀曲者。
 ふたりの足下を顕く照らし出す月光。月は流れ往く雲間から皓々と耀う。仰ぎ視る月の面は異様に皓く、時折、雲
 間に翳いれば辺りは闇に閉ざされる。

   肆

 「あの峠を越えれば、……もう直父上に逢えるのだぞ。……いかがなされた、なで彦」
 「足が、……兄上、私は、もうこれ以上は歩けませぬ」
 ふたりは、辺りに宿を求めた。闇は深く、ふたりの行く手を阻む。漸くふたりは、社跡の浅芽宿へ身を寄せた。

   伍

 ——戀寝刃地獄聞書。
 軒の端越しに視る月に架かる紫雲。雲は月の上を渡り、朧々と月明かりを透す。靄が立ち罩めているかのごとく、
 朧に景色は昏い。

   陸

 「兄上、何をなさいま、……」
 「父上。なで彦を、……私は、我慢が為りませんでした」
 紫雲だけが架かる闇夜、月はやがて失せていた。

文芸誌『Ripple』20号へ寄稿した、黎明期の作品の一つ。
作家、速瀬れいさんが主宰されておられたこの文芸誌は、『Olacle』に続く、研鑽の場となりました。
が、、、
「綺々を」と「なで彦」、、、話もはなしなら、作中人物の名前もなまえ。
砂糖菓子、或は、落雁のように、甘いだけのもそもそとした作品を、当時は書いていたものです。
我ながら、おおどかな時代もあったものよのお〜。 
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by viola-mania | 2005-09-23 08:44

黎明期 1。

 少年謡 『古今著聞集 仁和寺の童千手參川が事』拠り

  尋ぬべき君ならませばつげてまし入りぬる山の名をばそれとも   參川

 くれなゐの薄葉に一首の和歌を残して、寺を後にした少年の行方は杳として知れない。
 他聞に拠れば高野山へ上り、僧侶にでもなつたのであろうといふことだが。——

 失意の少年の名を參川といつた。

詩誌『Oracle』8号へ寄稿した、黎明期の作品の一つは、古典を意訳したもの。
上記は、その“さわり”です。
師である、詩人、田中宏輔さんが代表を務めておられたこの詩誌は、研鑽の場でもありました。
あらためてみるに、ハイレベルな方々が寄稿されていた詩誌、知らぬが仏とは、まさに、このことです。
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by viola-mania | 2005-09-22 20:55

葉書でドナルド・エヴァンズに。

 ぼくは彼らに、ぼくが書こうとしている本のプランを話しました。それは、少しずつ土地と日付を変えながら、葉
 書でドナルド・エヴァンズに、短い日記を送りつづけるというものです。葉書にはもちろん、あなたの切手が貼ら
 れることでしょう。

短文と画像とで、配信する「スミレ日誌」、切手こそ貼られてはいないものの、知らない誰かへ送る葉書のようなものです。
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by viola-mania | 2005-09-20 08:23