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ウィーン少年合唱団。

1959年、盲目のバイオリニスト和波孝禧(当時14歳)と合唱団の少年たちとの交流を描いた映画。
「いつか来た道」
画像は、その4年前に、当時の首相、鳩山一郎を表敬訪問した合唱団の少年たちです。
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by viola-mania | 2005-05-31 22:02

負けずに。

立っています。。。
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by viola-mania | 2005-05-30 20:46

天駈けるもの。

血を垂らし込んだかのような雲が音もなくながれていった。

Laudate pueri Dominum (子らよ主をほめたたえよ)
アントニオが、
「うたい始めてよろしいでしょうか」
と神父に訊ねた。
しかし、天上を仰ぎ、ひたすら黙想をしていた神父は、少年の言葉に気づかなかった。
ルドビコとアントニオ、ふたりの少年は、鈴の音のように澄みきった声で、
「子らよ主をほめたたえよ、主のみ名をほめたたえよ」
とうたい始めるのだった。

刑場を取り囲んでいたキリシタンたちは、先を争って、殉教者のもとに駆け寄り、その遺品を手にいれようとした。

                                           「テ・デウム」より
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by viola-mania | 2005-05-29 18:35

kの日記。

 昨夜桐原を夢む。
 教室の中なりき、桐原と我とは前後の席にありて英語を習ひゐしに、稻津先生の黒板に字をかける間に我は彼を後
 ろより抱きて彼の胸に接吻しぬ、彼の体のふるひて又我に熱き接吻をかへせしはその時よ、
 おお、そのたまゆらよ、おお炎の如きもの我をつつみしそのたまゆらよ、我のよろこびに酔ひし心は、稻津先生の
 我等二人を伴ひて教室を出づる時の足調(原)を軽く、罪なきものとならしめぬ、
 幾度夢に彼と出会ひしよ、然して幾度の接吻を我なせしよ、然れども彼の昨夜の如きは未だ一度もなかりしに。今
 朝の登校の際の爽かなる、甘美なる気持ちは未だ夢なりしなり、

                       梶井基次郎「日記/第一帖 自 大正九年十一月 至 大正十年九月」
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by viola-mania | 2005-05-28 11:43

メタモルフォセス。

生まれいづるものたち。。。
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by viola-mania | 2005-05-27 06:18

朗誦。

 少年は少年とねむるうす青き水仙の葉のごとくならびて

葛原妙子さんのうたに出会ったのは、少女のように夢見がちだった少年の頃のことでした。
歌集をはじめて開いた日から、幾年月。。。
いまでも、ふと、このうたが過る瞬間があります。
そして、乱れた心は、、、
まずは、諳んじてみます。
すると、しばらく、、、ほら、鎮まった。
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by viola-mania | 2005-05-26 21:44

残酷なひと。

「自分しかいないの。でも、誰のせいにもしてないよ。期待しない分、思いやりは大切。けど、思いやってばかりでは、何にもならない。限りがあるんだから。時間もお金も。だから、残酷なの」
と、彼はいう。。。
でも、それをいわせているひとの方が残酷だと思う。
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by viola-mania | 2005-05-25 21:45

まいど。

神保町へ行くと、いつも立ち寄るカレー屋があります。
共栄堂。。。
古くからこの町にあるお店です。
この店の、恰幅の良いマスターに「まいど!!」。
といわれるたび、ぺコリと頭をさげています。
心のなかで「ごちそうさま」。
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by viola-mania | 2005-05-24 19:06

赤と青のはざまで。

そして、紫の貝となりにけり。。。
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by viola-mania | 2005-05-23 23:37

悪の華。

 牡丹は、、、見事にひらき切つた花も、木(ぼく)が低くて、それに比して花ばかりが大々としてゐるから、きのふ
 までの雨に湿つた土から、ぢかに咲き出たやうな気味のわるい生々しさがあつた。
        
                                           三島由紀夫「牡丹」

一度は、読んでいたこの作品。
きのう、寝しなに再読してみました。。。
戦犯裁判から逃げおおせた、南京虐殺の首謀者を諧謔的に語った、最後の一文が、再読してみて気になりました。

 あいつは自分の悪を、陰密な方法で記念したかつた。多分あいつは悪を犯した人間のもつとも切実な要求、世にも
 安全な方法で、自分の忘れがたい悪を顕彰することに成功したんだ

悪の華とは、彼が愉しみながら斬首した580人の女の首。
その牡丹園に植えられた同じ数の牡丹の木に開いた花のことにほかなりません。

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by viola-mania | 2005-05-22 15:42