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納得です。

 あたたかや万年筆の太き字も

ふむふむ、納得です。。。
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by viola-mania | 2005-03-31 00:23

遅れてきたもの。

冬枯れの小庭に、萌黄色した小さな芽たちを見つけました。
花ばさみで、枯れ草を取り除こうと、下駄箱の奥を探っていたら、何かのときにもらった、水仙(ナルシス)の球根が出てきました。
添え書きを読むと、植えどきはとっくに過ぎています。
でも、球根は、ネットのなかで育ち始めていました。
土や水の力を借りず、自力で起立しようとしているのです。
電灯の光を、陽の光と勘違いして、、、

 生殖が知の濾過装置にかけられたとき、はじめてエロティシズムが生じる。
 エロティシズムの成立には、ナルシシズムの関与が必須なのである。

これは、古い雑記帖に書き込まれていた、誰かの一文です。
そんなふうに、球根を眺めてみると、エロティシズムを感じないこともありませんが、そのことと、球根の生長とは何の関わりもありません。
かといって、球根が、知の慰みにさらされるより、陽の光にさらされることの方を望んでいるのかさえもわかりませんが、、、
乏しい灯下で育ち始めている球根を見るかぎり、どちらが良いともいい兼ねます。。。
いずれにしても、開いた花(開いたとして)は、、、
遅れてきたものの哀しみを感じます。
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by viola-mania | 2005-03-30 00:05

夜の時。

 ちろ そろ ちろそろ
 そろ そろ そろ
 そる そる そる
   ちろちろちろ
 され され されされされされされ
 びるびるびるびる びる

大手拓次「黄色い接吻 -夜の時」
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by viola-mania | 2005-03-29 00:01

味覚、恐るべし。

古い雑記帖を眺めていたら、、、

 ウェストミンスターの香の唇が、夾竹桃色の小さな唇を塞いだ。
 
 あの長い接吻の時、いつも噛んでいるリグレーのガムの薄荷の香はしただろうか。

などの書き込みがありました。
どの本の、どの辺りの引用であるかは、記しておかなかったので、だぶん、あの本の、あの辺りかな、、、くらいな、記憶しかありません。
唇から漂う、香りの表現について。
と、その引用文に対する注釈がありますが、記したことすら忘れていました。
でも、このミントキャンディーを口にしたとき、ふと、この文章が思い出されました。
味覚、恐るべし。。。
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by viola-mania | 2005-03-28 00:24

もう一つの世界。

 等軸晶系にて正六面体の結晶をなし、また緻密な集合体として出る。
 成分CaF2、比重3.01〜25、硬度は、、、云々。

鉱石図鑑で、“ホタル石”を調べると、こんなことが書いてありました。
薄緑色が美しいこの石は、このままの形で採掘されるわけではありません。
劈開といって、鉱石の欠けるに任せてハンマーをあててゆくと自然とこの形になります。
ところで、下の画像は、“ベルチェ鉱”という石をスコープで覗いてみたものです。
肉眼では思いも寄らない鉱石の、もう一つの世界を垣間見ることができます。
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by viola-mania | 2005-03-27 00:05

緑の残像。

 赤陽に一瞬眼を灼き、瞑つた時瞼の裏には緑の残像があつた。

何かの本に、こんな一文がありました。
ハナカナブン。。。
“緑の残像”というのは、水晶体にはいり込んだ、この昆虫のせいかもしれませんね。
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by viola-mania | 2005-03-26 00:06

治りません。

世は、“花粉”の季節ですね。
「とうとう、花粉かな?」と、はじめに感じたのは、二月の終わり頃。
“花粉”にしては少し早いような、でも、スギではなくウメ? などと悠長なことを考えていたら、喉の調子が悪くなり、しだいに、気分も悪くなり、、、といった具合。
結局、“花粉”ではなく風邪でした。
そんな折、ふと、温かいブドウ酒が飲みたくなり、近くのストアーで、赤ワインとスパイス・ブーケと蜂蜜を買って帰りました。
レンゲの蜂蜜は、このロリータな雰囲気のラベルに惹かれて、思わずカートへいれてしまいました。
“花粉”から、ミツバチを介してロリータへといたる、、、
病は治りそうにありません。
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by viola-mania | 2005-03-25 02:08

脱稿。

「ナルシス領」(「葉」ページ)でも触れました拙作、「櫻色手帖」(さくらいろのてちょう)を脱稿しました。
この作品は、“スミレ文庫”の配本に併せて書き下ろしたものです。
詳しくは、追って、「種」ページにてお知らせします。
まずは、万歳三唱。。。
そして、ひとあし早い桜の開花です。
でも、なぜか青い桜!?
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by viola-mania | 2005-03-24 00:13

左横書き。

大正12年、この頃の横書きは、いまとは逆の右から左が主流でした。
下の“ほくきよくぐま”も“まぐくよきくほ”となっています。
このプラトン社の本の奥付のレイアウトは、いまのものと比べても変わるところがありません。
ちなみに、検印シールの図案は、この出版社のデザイナー、山六郎によるものです。
なんともステキなタイポグラフィーです。。。
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by viola-mania | 2005-03-23 00:13

ほくきよくぐま。

戦前、上野恩賜公園動物園で売られていた? 葉書(写真)には、ほくきよくぐま=北極熊、とあります。
ホッキョクではなくホクキヨクです。。。
おどけてる!?
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by viola-mania | 2005-03-22 00:09