財布を落としたというともだちから、
「カネを貸して欲しい」 との電話があったのは、三日前のことでした。 その翌日、ともだちから届いていたメエルには、彼の口座番号が記されていて、「ひっかかるもの」(財布にはカード類がはいっていたと聞いていたし、その利用を停止した口座から、即座にカネを下ろすことは不可能ではないか! ?)を感じました。 もともと信用していないともだち? だけに、その推察も、つい、明智小五郎になってしまおうというもの。 だから、この三日間、考えた末に出した結論を、ともだちへの返信メエルとして送りました。 準備があれば、その決断も早いものです。 そんなわけで、これも三日前に届いていた「選挙広報」に目を通すと、先ほど、投票をしに、近くの公民館へ行ってきました。 きびしいモラルの規制があるから、見のがし、聞きのがしが人間的になるのであり、さういふモラ ルの崩壊したところでは、見のがし、聞きのがしは、非人間的にさへなるのである。 三島由紀夫『葉隠入門』より 「きみからの電話、なかったことにする」 とともだちへの「決断」を、メエルの文末に記した朝。 「選挙」へ出向き、こころスッキリです。。。 *画像、秋の影、このひっかかるもの。 #
by viola-mania
| 2009-08-30 09:44
| 雑感
ブーン、、、
と耳元でうなりをあげている、蚊の羽音に目を覚ますと、小庭の草取りの折り、玄関先に置きっぱなしにしてしまった、線香立てを取りに行きました。 この辺りの朝涼(ちょうりょう)は、その晩年をこの土地に暮らした、日本画家、鏑木清方の画(え)のタイトルにもなるほどに、清々しい。 さて、蚊取線香に火をつけると、妨げられた夢の続きを、、、 といって、いつしか去った「朝涼」に、みた夢の続きが、悪夢かどうだったかは覚えていませんが、その寝苦しさに目覚めたことは確か。 そんなわけで、タンクトップの肩に、ぢりぢり照りつける陽(ひ)を厭(いと)わしく思いながらヒゲをあたっていたら、イベント(当初、出店を予定していた「COMITIA 89」)へ趣く奮起? もそがれてしまいました。 さて、朝飯前とばかりにワープロに向かい、個人誌『薔薇窗』(20号、9月刊)の「編輯後記」を書いていたら、その意識とは裏腹に? 書き上がったそれに、大満足!! というのも、母屋へ帰省して以来、とらわれていた「絶望感」が、その文を書いてゆくうち、さきほど、玄関先で感じた「朝涼」の清々しさで消えていったから。 「行(い)きよう」 と思った。。。 わが肌は汗のみ着つつうすびかれ愛すべし天衣無縫の生き方 剛 *画像、鏑木清方「朝凉」。 #
by viola-mania
| 2009-08-23 14:57
| 雑感
自称、「夏休み」にはいり、それと同時に進行している、「ビュティ大作戦」も、その効果を見せ始めました。
そんなわけで、けさは、ラップで巻いた氷を目の上にあて、その収縮によるマッサージをこころみました。 はい、メガシャッキ!! 「出来ました!!」 との近所のともだちからの電話に、でも、こちらはちょうど、彼の歌稿の入力にかかっていたところで、わざわざ訪ねてくれた、この来客を10分少々待たせる仕儀となった; さて、出力し終えたそれに、その場で朱をいれてもらうと、彼の手になるブック・カバーをいただきました。 素人とは思えぬ出来映えに、俄然、読む気が湧いてきた!! 図書館からの帰り道。 立ち寄ったストアで、すいかをダイスカットで買い、真っ赤なそれを二切れ食べる。 これも図書館で借りてきた、河上徹太郎『私の詩と真実』を読みながら、いつまで続くのだろう熱帯夜を、小林秀雄をして、「X」といわしめたこの文学者とともに過ごすとしょう。。。 *画像、上、これをこうしてスッキリさん♪ 中、剛ちゃん謹製ブック・カバー、下、この甘さがたまらん!! #
by viola-mania
| 2009-08-16 07:17
| 雑感
「霊学(オカルティズム)から読み解く三島由紀夫の空(エーテル)の形」ってどんな?
などと訝(いぶか)りながらひらいた本書、『三島由紀夫論 命の形』、すこぶる面白く、あっというまに、その半分を読み終えてしまいました。 そんなわけで、ユッキーの二つのエッセイ集、『アポロの杯』と『太陽と鉄』より、ユッキーが「形」と出逢い、その「形」になってゆくまでの経過を、小説『金閣寺』の主題である、「形」を生み出しながら破壊する力の物語によって、その文体と肉体との自己改造が、「形の思想」としてユッキーのなかに根づいていったことを知りました。 なるほど、このことは、筋肉の形成過程にも似ています。 ゆえに、その「筋肉」を獲得したユッキーの自己意識に、自然な「形」で結びついていったのでしょう。 さて、残り半分、 文体と肉体と共同体との、それぞれの体の形態を生み出し、動かしている、生命の動きに通じる道 に、三島は入ったのだった。 *画像、上、小杉英了「三島由紀夫論 命の形」三一書房刊、下、自然な「形」で結びついていった、、、だから、その目は見れません。 #
by viola-mania
| 2009-08-09 20:45
| 運動
|
いい匂いのするペエジ
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